いよいよ本丸のメールの切り替えの設定となります。
前回までの記事(登録編)は以下から確認をお願いします。
おおまかな流れは以下の通りだ。
1.Admin Consoleにアクセス
2.独自ドメインの設定(TXTレコード)
3.メールの切り替え(MXレコード)
1.Admin Consoleにアクセス
ログインするとチュートリアルが始まるので、「次へを」を押して確認する。

2.独自ドメインの設定
自分の独自ドメインとGoogle Workspaceを紐づける設定です。
設定したドメインの所有者であることを証明するために、DNSのTXTレコードににGoogleが指定するランダムな文字列を登録する。
ちなみにOffice365なども同様の方法で所有者であることを確認する。


ドメイン登録事業者がお名前.comの場合は以下の手順の通りにTXTレコードを追加する。
https://www.onamae.com/guide/p/70
私の環境ではTTLをGoogleが指定する86400に設定できなかったので、既存の3600で設定した。
ドメイン登録事業者(お名前.com)の設定が完了したら、右下の「ドメインを保護」をクリック
少し待つと登録が完了する。

3.他のユーザーの登録(任意)
他のユーザーがいる場合はこの画面からユーザーを追加する。
2週間のトライアル期間なので10名まで登録できるらしいが、自分しか利用しないので設定はしない。
info@handachi.com のような代表メールは無償で登録できるらしい。

4.メールの切り替え(MXレコードの変更)
独自ドメインで今までメールを運用していない場合は、上記のTXTレコードの追加と同様にMXレコードを追加するだけだが、既存のメールがある場合は注意する必要がある。
メールはDNSのMXレコードを見てメールサーバーに配送されるが、ややこしいことにMXレコードを旧メールサーバーから新メールサーバー(Gmail)に切り替えたらその瞬間に全てのメールが新メールサーバーに届くとは限らない。
例えば、DNSがどこかでキャッシュされていると意図せず旧メールサーバーに届くことになる。
Googleの説明だと通常は6時間ほどで新しいメールアドレスを利用できるようになるらしい。
メールが少ない時間帯を選んでMXレコードを書き換えるか、しばらくは新旧両方のサーバーを見るなど注意する必要がある。
筆者の場合は大事なメールはほとんど届かないので気にせず切り替えたw


指定された値をドメイン登録事業者(例:お名前.com)に登録する。

筆者の環境ではこの手順はDNSを変更してから、Google側で認識されるまでに時間がかかり何度かやり直した。
以下の表示がでれば完了

以上です。
Google Workspaceを楽しみましょう!
