Windows Server 2019を日本語化する手順
Windows Server 2019を日本語化する手順。
海外のVPSなどを借りるとデフォルトの言語が英語などになっていることがあり、日本語に変更する手順。「2.言語設定の変更」以降の手順は中華タブレットなどWindows10を日本語する場合にも使えると思う。
Windows Server2019でもWindows10と同じ手順で日本語化しようと思ったが、不具合で日本語を選択できない。(以下の通り)

そこで、以下の手順を踏む必要があるらしい。
以下を参考にしました。
Cannot configure a language pack for Windows Server 2019 Desktop Experience
手順はざっくり以下の通りです。
1.”KB4476976″のインストール”
2.言語設定の変更
※上記の図で日本語を選択できた場合は「2.言語設定の変更」に進んでください。
1.”KB4476976″のインストール”
“KB4476976″がインストール済みか確認するためにはPowerShell で以下のコマンドで確認できます。
Get-HotFix | Select-String “KB4476976”
既にインストール済みの場合は「2.言語設定の変更」まで飛ばしてください。
Get-HotFixはインストール済みのKBを調べるコマンドでSelect-StringはUnix系でいうとgrep的なコマンドらしい。
“KB4476976″がインストールされていなければ、以下からダウンロードできます。ご自分の環境にあったものを選択してください。
一応、事前にWindows Updateは済ませておいたほうがいいかもしれない。
Microsoft Updataカタログ
http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB4476976
インストール後は再起動を求められます。
2.言語設定の変更
私の場合は以下のように設定を変更しております。
2-1.Windowsマーク→Settings(歯車マーク)→Time & Language の設定を変更する。

2-2.Data & Timeの設定を変更する
Time Zone をUTC+9に設定します。(Osaka, Sapporo, Tokyo)

2-3.Region の変更
Japan を選択します。

2-4.Languageの変更
2-4-1.Add a languageから日本語のインストール
※言語パックのダウンロードとインストールに結構時間がかかりました。
2-4-2.Windows display languageで「日本語」を選択
2-4-3.Englishを削除(Remove)

2-5.キーボードレイアウトの追加
2-4.の画像にある日本語の中の「Option」をクリック
下のほうにある「Change layout」から「Japanese kayboard(106/109 key)」を選択する。
※再起動を求められてもここでは再起動しなくてもいい。

2-6.「管理用言語の設定」を変更

2-6-1.「Change system locale…」をクリックし、「Japanese」を選択する。
※再起動を求められてもここでは再起動しなくてもいい。
2-6-2.「Copy settings…」をクリックし、
「Welcome screen and system accounts」と「New user accounts」の両方にチェックを入れ、
「Current user」と「Welcome screen」と「New user accounts」の表示がすべて日本語っぽい表示になっていることを確認しOK
再起動を求められるので再起動してください。

終わりです。
参考にさせて頂きました。
Windows Server 2019を日本語化できません
https://cloudsteady.jp/post/17489/
Cannot configure a language pack for Windows Server 2019 Desktop Experience
https://docs.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-server/shell-experience/cannot-configure-language-pack-windows-server-desktop-experience