タイトルの通りであるが、書いていて自分でも意味が分からない。日本語って難しいと言いたいところではあるが他の言語でも何といえばいいかわからない。
おそらく「ロリポップでWordpressなどを運用していて、Google Analyticsなどを導入しようとしたけど、DNSにTXTレコードが追加できなかった。ムームーDNSは高いし手順もよくわからないからどうしよう。」というような方向けだと思います。そのほかサブドメインは別のサービスで運用したい、とかCNAMEなどを自由に書きたいとかメリットを書き出すと枚挙にいとまがありません。
つまり以下のような運用をしたい方向けの記事です。
ドメイン | お名前.comで取得 |
Webサーバー | ロリポップで運用 |
DNSサーバー | ロリポップ以外 (お名前.comなど) |
メールサーバー等 | ロリポップなど |
前提条件:
・既にロリポップでサイトを運用できている
・ネームサーバーはロリポップを向いている(uns01.lolipop.jp等)
・ムームーDNSを使う気がない
※切り替えのタイミングでホームページやメールなどが途切れる可能性があるので、アクセスが少ない時間を選んでください。
1.ロリポップのDNS情報を取得
まず、ロリポップのDNSの情報はコントロールパネルなどから取得することは多分できない。なので、コマンドプロンプトで以下のnslookupコマンドを実行し結果をメモする。合計4個のコマンドを実行する。
自分が利用しているドメインがexample.comだった場合を例示します。
nslookup -type=a example.com
nslookup -type=aaaa example.com
nslookup -type=mx example.com
nslookup -type=txt example.com
※サブドメインがある場合はサブドメインの分も実行してください。
サブドメインはロリポップの管理画面で確認できます。example.comでドメインを取得していて、shop.example.comのよう形をとっている場合です。

2.お名前.comでDNSの設定をする
1で取得した設定になるように注意深くDNSの設定を入れます。
タイプ(AとかTXTとか)を選ぶと入力する値が限定されるので間違いは起きにくいと思いますが注意してください。
※サブドメインを持っている場合は以下の手順をサブドメインの分を忘れないように入れてください。
Aレコード:絶対に必要です。
AAAAレコード:私の場合は無しでいけました
MXレコード:MXレコードで「MX preference = 10」とあった場合は優先度に「10」を入れてください。
TXTレコード:何に使っているかは分かりませんがとりあえず、入れておきます。私の場合はSPFレコードが入っていました。
※TXTレコードはコマンドプロンプトでは””に囲まれた形で表示されますが、お名前.comの場合は入力する値は””を外してください。お名前.com以外の場合は仕様を確認し、””が必要か判断してください。
お名前.comを利用している方が多いと思いますので、下にリンクを貼ります。
DNS関連機能の設定:DNSレコード設定(お名前.com)
https://www.onamae.com/guide/p/70
3.お名前.comでネームサーバーを変更する
今はロリポップを向いているネームサーバーを変更する。
お名前.comが多いと思うのでお名前.comの手順は公式サイトが詳しいので参考にしてほしい。お名前.comを利用する場合はネームサーバーの選択の画面で「お名前.com」を選択する。
※「2.お名前.comでDNSの設定をする」で設置を間違えるとサイトは見えなくなります。
ネームサーバーの変更(お名前.com)
https://www.onamae.com/guide/p/67
以上となります。
あとは自由にDNSの設定を変更してください。
海外のWebホスティングサービスだと無料でDNSの設定もできるのにロリポップはムームーDNSを使わせるという手口です。。
お名前.comもロリポップも同じGMO系なんだからタダで提供してくれればいいのに。